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聖堂に赤いランプが灯されているのはなぜ?

 カトリック教会の聖堂では、聖体が安置されている場所に、昼夜を問わず聖体ランプ(sanctuary lamp)が灯されています。

 これは、神がモーセに幕屋を建てるように命じられたとき、祭壇の右側に灯火を灯すように仰せになり、材質、寸法、形も神ご自身が規定された(出エジプト記 25.31-37、39-40 参照)ことに由来します。

 絶えることなく灯されている聖体ランプは、キリストの永続的愛の象徴であり、この愛にこたえて愛を込めて聖体を礼拝するように信者にすすめます。

 通常聖体ランプは、赤い色の容器に納められたろうそくですが、ランプは赤色でなければならないというものではありません。

実際、外国のいろいろなカトリック教会では、昔ながらのランプやろうそくがそのまま(つまり白色で)使われているところが少なくありません。

 ヨーロッパの教会を訪れるとき、聖体ランプがともされているかいないかによって、その教会がカトリック教会なのかプロテスタントの教会なのかを知ることもできます。


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