2019.12.28 02:04利用規約発効日:2016年7月12日(2019年12月28日更新) 日頃より聖パウロ修道会ウェブサイト(以下「当ウェブサイト」といいます)をご利用いただきありがとうございます。 当ウェブサイトは、宗教法人カトリック聖パウロ修道会(以下「聖パウロ修道会」といいます)により管理、運営されております。閲覧・利用にあたっては、下記内容をよくお読みいただき...
2019.12.20 07:05アルバ神学校生活――福者ジャッカルド神父の生涯(7) 当時のイタリアの神学校制度は、小神学校・中神学校・大神学校の三段階に分かれていた。小神学校はジンナジオ(Ginnasio)という四年制で、中学校の諸教科のほかに、ラテン語、ギリシャ語、カトリック要理などを学ぶ。次の段階がリチェオ(Liceo )という三年制の中神学校。科目は哲学、物理、作文、イタリア史、宗教など。最終段階が四年制の大神学...
2019.12.13 06:54アルベリオーネ神父との出会い――福者ジャッカルド神父の生涯(6) やがて、この夢は現実へと一歩近づくことになる。ピノトゥが小学校を卒業した翌年の1908年(明治41年)3月に、アルベリオーネ神父が、アルバから南東へ約15キロ離れてナルツォーレ教会の臨時助任司祭として、アルバから通いはじめたからである。司祭になって一年にもなっていない24歳のアルベリオーネ神父は、信者のためにミサをささげたり、秘跡を授け...
2019.12.12 06:00『希望のかなたへ 一イエス・キリストに出会うために一』 イエズス会の司祭で教育者でもある著者が、教育の現場、あるいは、自身の歩んできた道で体験したさまざまな出来事を通して考えた思いをつづり、あわせて聖書の引用をもってイエス・キリストの教えに導く。彼が遺したものは、この世だけですべてが完結するのではなく、人は「希望のかなたへ」へと招かれているということである。 『一粒の麦は、地に落ちて死ななけ...
2019.12.12 03:41『君へ、そして君のお母さんへ 一教育と家庭の絆一』 男子中学・高校の校長で神父である著者が、ミッションスクールの教育現場において、思春期で青春まっただ中の生徒たちに伝えたい思いを、ユーモアを交えて優しく語る。またそれは、家庭にあって、わが子を無償の愛で育てる父母にも向けられる。本書は、親と子の絆、人と人・人と社会の関わり方などを、広く深く穏やかに示してくれる。おそらくそれは、著者の人柄を...
2019.12.06 06:53司祭職への夢――福者ジャッカルド神父の生涯(5) 聖書に「お前はごく小さなことに忠実だったから、10の町の支配権を授けよう」(ルカ19・17)とあるが、ピノトゥは割り当てられた仕事を完璧に果たそうと力を尽くした。後になって、ジャッカルド神父は、子どものころの思い出を飾り気なくこう語った。 小さい時でした。おじいさんと一緒に畑仕事に出たことがありました。それで、私は気を引き締めてやってい...