『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産―日本のユネスコ世界文化遺産―』
11年の歳月を経て、2018年6月30日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がユネスコ世界文化遺産に登録された。
本書では、12の文化遺産とその関連遺跡を写真で紹介し、日本へのキリスト教の伝来と繁栄、禁教、そして宣教師が一人もいなくなった江戸期から、キリスト教が解禁された明治初期までの約250年におよぶ迫害と殉教の歴史の中で、キリスト教をひそかに守り続けた潜伏キリシタンたちの生きざまが綴られる。
日本語を学びながらキリシタンの歴史に興味を持つ外国の人にも読みやすいように総ルビが施されている。
●著者紹介
山口百々男(やまぐちももお)
大阪星光学院中学・高等学校及びサレジオ学院高等学校の元教諭。旧通訳ガイド養成所(現・文際学園日本外国語専門学校及び大阪外語専門学校)の元初代校長兼理事(創業に参画)。全国語学ビジネス観光教育協会(元理事)付属観光英検センター顧問(観光英検1級問題作成委員)。全国専門学校日本語教育協会元理事。英検1級2次面接元試験官。
著書:『和英・日本の文化・観光・歴史辞典(三改訂)』(三修社・カシオ電子辞書版)。『和英・日本文化辞典(第18刷)』(the Japan Times 日本図書館協会選定図書)。『和英・日本のことわざ成語辞典』(研究社)など多数。
著者:山口百々男
判型:A5判並製
ページ数:212ページ
定価:2,090円(本体1,900円+税10%)
ISBN:978-4-8056-6417-9 C0026
発行:サンパウロ
※2020年3月13日(金)発売予定
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